麻雀大会を主催する、株式会社坊主連合とは

聖職のように思われる宗教界。特に坊さんの世界は聖人君子もいれば、ヤクザな人もいる世界です。
私が勤めていた頃、坊主が夜な夜な主催する麻雀で身代を潰した人がいました。最終的には金に困り、請け負った葬儀施行を無かった事にして売上をパクリ借金返済に充てたのです。
どれほどのレートでやっていたかは知りませんが、それを主催していたのは酒池肉林に明け暮れる坊さん連中。
私も駆け出しの頃、当直の度によく麻雀をやってましたが、このレートは黒川弘務・元東京高検検事長がやっていたレベル。テンピンといって、1000点で100円のルールです。
100円?といっても、35,000点持ちの50,000点返しですから、ドボン(箱テン・持ち点数がなくなる事)となると5,000円がまず飛びます。
そこにドボンの罰金で1,000円とか、役満祝儀で1,000円とか色々とオプションが付くので 30分ほどで1万円が消える事はざらなんです。
3人打ちが主なので回転が早く一局に1時間もかからない。夕方から10時間ほど徹マンで負け続けたら一晩で10万円、20万円が消える事もある訳です。
坊主連合の成り立ち
始まりはね、いち坊主が葬儀社(互助会)から紹介依頼を受けて始まった事なんですが、圧倒的に多い浄土真宗だけならともかく、各宗派にわたるので仲間が必要になってくるのです。
そこへ紹介を受ける優位性といいますか、出し抜けは許さんぞとの八戒以上の厳しい掟が存在するので、記者クラブの幹事社のように仕切る奴が出てきます。
この宗派はアンタね、コレは君にと仲間内で仲良くやっていくのです。バンバン紹介が入り、半分をリベートとして返しても金回りはいい。
当然、夜の付き合いも出てくる訳で、大阪のキタやミナミで毎晩飲み歩くのは当たり前だし、麻雀も付き合いの一つ。そんな坊主も現実に存在すると言う事です。
まるで法人のような組織に
浄土真宗は件数が多いから複数の坊主が登録しているんですが、真言や禅宗になると依頼件数が少ないから競争が激しい。
つまり、新たにそのグループに入れないし、入っている寺は外されないように気を付ける。それがやがて紹介件数も増え、登録寺も増えてくる。
当初は、紹介を受けた側の坊主は「お気持ち」だけ渡していたんですが、それがやがてエスカレートして組織化していく。
そうするとお布施の額にもルールができてくる。紹介件数に隔たりがあると揉めるし、ルートをぶっ飛ばして不正(紹介でリベート自体が不正っぽいけど)する担当者と坊主も出てくる。
と言うことで、葬儀社側と寺側の代表がやり取りするようになって、紹介ルートの確立と登録寺院の剪定など本格化して、まさに株式会社坊主連合が出来上がったのです。

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