葬儀屋さんの未来予想図『新規参入者の皆さんへ』 | ページ 2 | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

『新規参入者の皆さん』へお届けしたい、葬儀屋さんの未来予想図

使えるヤツか? なら買っておけ

このいい例が、2013年2月に週刊ダイヤモンドで報道された、「小さなお葬式」をサイトで販売する株式会社ユニクエスト・オンラインが大手互助会に買収されたというやつ。

小さなお葬式を大きなお葬式屋さんが買収ってのも微妙なオチだけど、邪魔ならぶっ潰すか取り込むかしか選択肢がないのですから、その存在の利用価値と存在価値を秤にかけて取り込んだんでしょう。

PCやネット環境に強い彼らの存在は、そこのところが非常に疎い葬儀屋の商売やアピールに大きく貢献できるし、同じような商売をやっている強豪相手に戦えます。そしてより一層、消費者を自社の都合に対して有利なようにミスリードする事も可能なんです。

でも、そんな事すれば葬儀単価はますます下落し、これまでの事業に影響は出ないのか?なんて思いますけど、このサイト上で取り扱う件数なんて微々たるものです。

例えば、この小さなお葬式では累計10万件を突破とありますが、リリースを始めたのが2009年の10月で累計の基準は2017年の3月ですから8年と6ヵ月、つまり102ヵ月なので、ベタに平均しても1ヵ月あたりの件数は約1千件弱しかないのです。

ライバル会社である「シンプルなお葬式」を同等数とみなし、その他のサイト上で安売りをやっている件数を合わせても月間2千件、多くて3千件、年間で2,4万〜3,6万件となり、2017年度の日本の死亡者数、約129万人からみても約1,8〜約2,7%と少し目障りな数値でありながらも圧倒的な存在でもないのです。

乱暴な計算ですが、この葬儀ブローカが仮に一件あたり10万円の紹介手数料を得ていたとしたら、その事業規模は20億から30億円規模。業界全体の市場規模と言われる2兆円から見れば0,15%と微々たる割合であり、大手互助会の1千億円という売上規模から見れば2〜3%で初期の消費税程度のもの。その一族の金銭感覚としては、ま、孫にやる小遣い程度のものですよ。

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