「霊園・墓石事業者の葬儀」お〜、ヤバイと思える瞬間が来た

分岐点の看板
分岐点の看板

10万円ポッキリのなごみ霊廟で有名な「霊園・墓石のヤシロ」が売り出している葬儀プランに注目しています。「供養」というキーワードに紐付けされた葬儀と永代供養。これ、葬儀の在り方が変わるポイントになるかもしれません。

どうしても意識はVS葬儀社

人が亡くなると、まず遺族の頭の中に浮かぶのは「葬儀屋さんに連絡しないと」となる訳です。葬儀屋さんを知らない、事前にコンタクトを取っていない場合にはそこから探す、手配するという行動になります。

多くの方の思考の中に「葬儀 ≒ 葬儀屋さん」という経験則が有るためにまず葬儀屋さんとなるのですが、これを何とか崩したいと登場したのがネット上で葬儀を紹介する、葬儀ブローカーです。このビジネスモデルの登場で葬儀の形態は大きく様変わりしてしまいました。

この事業者たちは値段で受注を競い合い、これまでの葬儀社のやり方は不透明だ!と消費者の味方のように振る舞いながら、その批判対象である葬儀社に実務を丸投げするという、F難度級の離れ技をやっても結局は葬儀 ≒ 葬儀屋さんとなっているのが思考におけるプロセスです。で、結局、事業者が戦っているのもVS葬儀社な訳です。

そこへ他業種が新たな企画だとばかりにドライブスルー葬儀場であるとか、ペッパー導師を売り込むのもVS葬儀社な訳ですし、終活事業者にしても然りで、着地点には葬儀社があり、葬儀社自らも別法人を立ち上げそういった活動に力を入れていたのですが、これも自社に施行を誘致しようと目論むVS葬儀社の論理であるのです。

コメント

  1. 三日坊主 より:

    そう言えば、年が明けてご挨拶も差し上げず失礼しております事をお詫び申し上げます。昨年よりお忙しそうでしたので、海外に行っておられるのか日本にいらっしゃるのかわからないので電話を控えておりました。

    霊園・暮石事業者はついでに葬儀をやれば引き込みに強くなります。これは今までになかった発想であると言えます。

    これまで本格的に葬儀に取り組んできた大阪の「泉屋」においては、かなり前から葬儀社や互助会と渡り合って仏壇店舗を改装して葬儀会館を展開してきました。

    しかし、これではVS葬儀社であり、その土俵に飛び込んでいては現在起こっている単価の下落に巻き込まれしまい、昔からの「発想力のない葬儀業界」そのものであり、新たなアプローチとはなりません。

    今回のヤシロのやり方は、おっしゃる通りの「回転すしのサイドメニュー」的な扱いで、ホームページでも葬祭部門の求人なども行っており、霊園事業の誘致のためにまずは簡単な葬儀から、そのうち美味しい葬儀の仕事も拾えたらラッキーとでも思っていると見ています。

    ただ、消費者へ与えるインパクトはかなり強いものがあると見ており、追従するものが増えればより一層、葬儀の遺体処理化が加速する事に大きな懸念を抱いております。

  2. prof より:

    霊園・暮石業界は葬儀業界以上に厳しく、倒産や破産、夜逃げが多い業種です

    大野屋やニチリョク等の先駆企業は、「葬儀でも利益」をと考えて葬儀を行なって来ましたが、「葬儀はあくまでも霊園・暮石業の付加価値(経済学的な付加価値ではなく、サービスでの付加価値)」と考えて葬儀を執り行えば、これは強いですね

    「グリコのおまけ方策」ですが、
    専門業者では出来ない発想です
    回転寿司のサブメニュー然りで、
    回転寿司の「原価無視の客寄せ商品的な部分」はありますが、本来業務の霊園・暮石事業に導ければ、葬儀での収益は度外視が出来ます。

    関東でも、「サンポウ」辺りが追従をするかも知れません。

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