地下に一大火葬場を作るってのはどうですか

古い火葬場の煙突
古い火葬場の煙突

火葬場は、公的施設が前提だが

大阪市内では、民営の火葬場として古くから鶴橋斎場(大阪市生野区)がありましたが、平成12年に老朽化のためと、かねてからの周辺住民からの反対もあり、閉鎖となって姿を消し公営の火葬場だけになりました。

老朽化により施設は傷んでいく中、改装や改築などの許可が一切下りないとの話を当時の火葬場の方に聞いてはいたので、朽ちるがまま何もできず、やがて事業を継続できなくなってしまいました。

改装や修復の許可を下ろさないという事は、事業継続を認めないとの姿勢でしたが、なぜ大阪市はそこまで厳しい態度で挑んだのか?ゆくゆくの火葬場不足を考えれば、いくら周辺住民が反対していても現に存在している「既成事実」がある訳ですから、市が買い取るか、委託するかすればよかったのに。

首都圏近郊は、法律よりも事情を勘案してますが

東京都内には多くの民営火葬場があり、現在も稼働中です。これらは江戸時代以前からの野焼きの名残の場所に由来する物も多いと聞いておりますが、時代の流れの中、紆余曲折を経て民営の火葬として現在も残り、公的な火葬場を持たない区もある事、死亡数に対する火葬炉の数が足らない事からも公然と運用されています。

民営の火葬場を使用する場合、実質かかる費用を負担しなければいけないため高額になりますが、公営の火葬場の場合、利用者が負担する火葬料金は比較的抑えられ、かかる費用の不足分には各市町村の税金が補填されているのが現状です。

以前にも「火葬料金について」の記事で書きましたが、大阪市の火葬事業で、年間の赤字の
ために約6億円もの税金が投入されています。(平成24年10月公表資料より)

火葬料金について
無ければ困るのですが、あたらに建設するのも難しい火葬場。建設賛成派・反対派の方も利用する、その火葬場運営のために結構な税金が使われている事はあまりご存じないと思います。何気なく説明されて支払っている火葬料金の仕組みを少々…

場所代と思って払ってもらいましょう

法律により、民間の火葬場を新設する事が難しい現状ですが、このままいけば火葬炉が不足
するのは目に見えている事ながら、建設場所の選定の難しさ、近隣住民の反対などもあり、
公営の火葬場すら思うように新設できない状況です。

しかし、火葬場建設は急務な案件ですし、かつ、利益を上げる必要はありませんが、せめて
赤字にならないように考える事も必要ではないでしょうか。

葬儀、火葬と続く一連の流れは、利益を得る事業を行う葬儀社が深く関わっているのですが、この火葬場施設を利用する際に負担する料金は発生しません。例えば、各地にある公営のプールなどの施設内でジュースや飲食を販売しようと思ったら、当然場所代(賃料・利用料)を支払わないと営利を目的とした事業を行うことはできません。

病院でさえ、死亡搬送一体に付き単価を決めて入札を行い、その費用を病院運営の一部として収益を上げるよう努力?しています。

死にまつわる業界で様々にお金が動くのに、なぜか毎年大きな赤字を出す火葬場事業に関しては、業者から協力金を取らないのです。方や赤字を出し、方や何の負担もなく、その事業所を利用して利益を上げている訳です。何かおかしいとは思いませんか?

公営の火葬場だから? 市民が使うために、市民が使用料を払うというのが当たり前だから?
申し訳ないですが、公営プールの近くで、その利用者にジュースや食料を賃料も払わず販売している業者と同じに見えるのは私だけでしょうか?

業者は出せるでしょ、だって出してたし

大阪市の火葬場の職員が寸志を貰っていた事が判明して、処分を受けた事が以前にありました。

大阪市の報告書(ウェブ魚拓)『環境局における心付け事案に関する報告書』

市の職員という事もあって、大きな問題になりましたが、一度発覚をして、新聞記事になり葬場では寸志を取らない事になりました。

その弊害と言えばおかしいのですが、火葬場への入場も時間前に到着したら、時間になるまで受け付けない。最後のお別れ用で顔を見るために上がる台すら出さなくなって、業者は困ってしまい、今度は市民からではなく業者が職員に寸志を渡すようになったのです。

ま、それが再度発覚して懲戒処分にまで行ったのですが、業者も火葬場を利用するたびに合計で約1万円(入場3千円二袋、骨上げ3千円一袋が当時の相場です)を出せたんですから、火葬場利用税でも、業者利用料など名目は何でもいいですから取るべきですよ。

大阪市内の火葬事業における23年度実績で、3万体ほどの火葬を行っているのですから、単純に1万円を取れば約3億円ほど収入が見込めるのです。葬儀施行金額によって支出できる金額に違いはあるでしょうが、平均で一体2万円を業者から徴収すれば赤字は解消するんですよ。

kasousu
kasousu
kasoujo2015-12-07
kasoujo2015-12-07

地下火葬場建設のために

そんなの出すの嫌だ〜って業者がいたら、火葬場も使用できる業者を登録制にすればいいんですよ。登録免許のない業者は利用できない。登録には火葬場建設に係る費用の協力金として
年会費をもらうとかすればかなり運用は楽になると思うんですけど。

そうやって集めた資金と税金を投入しても、新たに土地を購入するのも大変だし、最新の大きな施設を、土地も含めて新規に建設しようと思ったら何十億とかかる可能性がある訳です。それだけの資金をかけても、建設できる場所がないなら、既存の火葬場の下を掘って地下に
火葬場を作ればどうでしょう。特に東京は、地下を開発するのが大好きですから可能性ありますよね。

近畿圏で京都なんか、新規で火葬場を建設するなんて超難しいと思いますし、日本全国どこもかしこも新規火葬場建設は難しい問題を抱えているので、現状の火葬場の地下を利用すれば
いいんじゃないかと。そしたら、誰も建設反対!なんて言わないし。

もしくは、すでに開発を許可している霊園墓地の地下も利用できそうです。新規で建設できる場所が奇跡的にあったら、地下は火葬場、地上を霊園墓地にすれば共に不足している施設を一度に建設できますよ。

全国の市町村の首長さん。いかがですか、こんな考えは。

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