「イオンのお葬式」に学ぶべき点 | ページ 3 | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

「イオンのお葬式」に学ぶべき点

イオンのダメなところ

直葬と表現せず、「火葬式」と表現している点は、三日坊主としては賛成です。ただ、昨今の消費者のニーズ(というよりも、葬儀屋が作り出した)と、他社との競合におけるプラン構成上、持たざるを得ない一日葬を前面に載せているのはどうかと感じます。

私は、通夜の時間と空間は、故人を偲びこれからの供養を考える時に大切な儀式だと思っています。しかし、コメントにあるように「遺族のスケジュールを優先」って言葉はどうなんでしょうか。

葬儀・家族葬ならイオンのお葬式
葬儀・お葬式のご依頼は全国の斎場、葬儀場をご利用いただける「イオンのお葬式」にお任せください。お急ぎの葬儀の場合もお電話1本ですぐにお伺いいたします。イオン独自の価格と品質で「お客さま第一の葬儀」を貫きます。

最優先すべき事はスケジュールではなく、故人を弔う事です。一生のうち何十年生きるかわかりませんが、そのうちの、たった一晩の時間すら作れないものなんですか人間って。ここ、イオンさんダメです。そんな言葉使っちゃ、そこいらのダメダメ葬儀屋さんと同じですよ。世間に流されすぎです。もっと、儀式の大切さと意義を伝えないと。

でこれ、いつも思うんですけど、直葬とか一日葬を売っているブローカーや葬儀屋の社長って、まあ、社長とか代表者として死ぬわけですから、それなりに苦労して仕事をやってきたと思うんですよね。

お金の苦労もあっただろうし、人付き合いの苦労もあっただろうし、それらを歯を食いしばって乗り越えてきて、伴侶と時間を過ごしてきた。子供達も立派に育てる事ができた。大小は別として、社会で成功という経験もできた。

そんな自分が死んだ時、家族は自分たちのスケジュールを優先して直葬や一日葬を選択し、家で夜伽と称しテレビなんか見ながらご飯を食べている。そして、その家族を養ってきた自分だけが火葬場の霊安室にポンっと預けられて誰も側にいてくれない。なんて事を想像したことあるのかなって?

イオンライフの葬儀でも遺族のスケジュールを優先ってオススメしているぐらいだから、イオンライフの社長は当然のごとく、親会社のイオンの社長も、その親族も、従業員も、全員それでいいと思っているのかな? 

もし、声は出せずとも意識がそこに存在するとしたら、一人ひっそりと霊安室で眠りながら、あなたは何を思うのだろう。何を伝えたいと願うのだろう。

世間では家族に迷惑をかけたくない何て思いから、そんな形態がアリだと思っているのでしょうが、こんな形は、葬儀屋が売価と仕入れコストの関係から必要な葬具や人的負担を省いてできた代物。決して葬儀なんて言えるモノじゃない。

仮に遺族が葬儀の費用を最低限にしたいと希望しても、最低の葬儀ではなく、最低限葬儀の形式は保ったままで提供できるプランや方法を考えるべきなんです。売価が低いからといって、葬儀に必要なモノと時間を端折る考え方は、葬儀屋として絶対に間違っていると思うのです。

葬送儀礼を大切にするのが葬儀屋の仕事です。なので、そんな事を考えずに安易に世間と足並みを揃えてやろうとするのは、イオンさんのダメなところです。

トップへ戻る