「イオンのお葬式」に学ぶべき点

モノクロの会議風景
モノクロの会議風景

イオンの葬儀から学ぶ点は、消費者ではなく葬儀社です。消費者の利便性を考えた時、このようなサイトをまず一番に作らないといけないのは、葬儀社そのものです。施行確保に必死になり、自社の利益を優先しているから先を越されるんですよ。

葬儀の総合商社になっていると感じるイオン 

イオンが「身元保障・遺言信託」の取り扱いも始めて、葬儀総合商社の程をなしてきているなぁと思った今日この頃です。

ご存知のようにイオンは葬儀施行を直接しません。登録する全国の葬儀社に委託をしています。品質レベルの平均化を保つために見積り内容のチェック、請求内容のチェックは結構厳しく行っているようですし、葬儀商品プランも豊富であり他とは一線を画していると感じます。

イオン・小さなお葬式(以下、小さな)・シンプルなお葬式(以下、シンプル)の葬儀紹介業者の代表的なところを比較すると、ネット上で葬儀受注を行い、登録する業者へ施行を振り紹介手数料を取る仕組みは同じで、いわゆる中抜きブローカーです。

この三社を比べて正直なところ、イオンのページは確かに見やすく、わかりやすい。そして商品の構成がいい。洗練された葬儀社のホームページのように見える。なぜか?… それは流通大手だけあって、お客様と向き合う事の大切さを知っているからでしょう。

他の二社はIT起業家。モニターと触れ合うことは多いが、生身の人間(消費者)の声を知らない。社内の協議と葬儀社との会話だけではいいものは作れないんですよ。どうしても安売り合戦の程にしか見えず、消費者のニーズより自社の都合を押し付けている感じがします。

消費者の不満を探り出す術を持たない。消費者の満足を満たすための本音とも言えるクレームの怖さとありがたみを知らない。お客様からの喜びの声を知らない。そして何よりも、人と接して物を販売するという原点を知らない。と、私は思います。

消費者と直接接して行う葬儀はその現場にいないと気持ちがわからない。人が死ぬ現場も知らない人間が、人が死んだ時に必要な商品を提供する。これが本当に消費者を思っての行動とは感じません。

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