『出産・育児』そして『葬儀』も サザエさん一家が存続できない現代では難しい問題だなぁ

漫画サザエさん
漫画サザエさん

今の日本では安心して子供を育てる環境は整ってはいない。社会的にも関心が低いなど問題山積だけど、もっと深い闇は共働きでないと、住んで・食べて・生きる事が難しいという、この国の経済の仕組みもどうかしてるぜ。

衆議院議員が妊娠を公表しただけで批判される現代

紹介した記事の鈴木貴子衆院議員(比例北海道ブロック)は、妊娠したと公表しただけで活動を完全に休んでいる訳でもなく、また休むとも言っていない。そんな議員の元へは「任期中の妊娠は公務の放棄ではないか」という批判があったそうです。

女性議員の産休:公表で批判続々 前例少なく制度整備遅れ - 毎日新聞
 出産で休みを取る国や自治体の女性議員が、「公人の義務を果たさないのはおかしい」などと批判にさらされている。今月12日には無所属の鈴木貴子衆院議員(31)(比例北海道ブロック)が第1子妊娠を自身のブログで公表し、厳しい言葉を浴びた。女性議員は、子供を産んではいけないの?【中川聡子、稲田佳代/生活報道部】

庶民の一票によって選ばれた議員は、労働基準法の適用外の存在である事で産休なども無く、育休も存在しない。出産・育児となると自ずと公務を休む事になる。その間にも歳費や報酬は満額支給されるのに公務を果たせていない。なので有権者が選出した義務を果たせていないという論点に行き着いているのです。

しかし、どのような職業に就いていようと、妊娠や育児は基本的人権であり、それを尊重するべき社会構造が必要なんだろうと思うのですが、悲しいかな現在は、心情的にもシステム的にもそれを受け入れる仕組みでは無いのです。

なのでそれが問題だ!という事で、今回のように公職に付く方が問題提起を行ったり、民間では子育て環境を充実させようと社内に託児所を設けたり、男性社員にも育休を取るように推奨している会社もあるけど、正直なところ、女性にしても産休・育休を取りにくい雰囲気があるのに男性ならなおさらで、バッシングするような人も出てくる訳です。

で、女性活躍問題を取材するジャーナリストから

「どんな立場にあろうと、出産や育児を含む私生活とバランスを保ちながら活動する権利がある。この当たり前のことを改めてみなで共有すべきだ」

なんて声が上がるのですが、そもそも女性が望んで働いている場合はそうだろうけど、生活のため、子育てのための収入が必要な方の場合、そんな簡単にバランスを取れる訳がないのです。権利はあるけど、時間に追われ、収入に追われるこの社会の仕組みが基本的に子供を生む事はできても、育てる事は夢物語になろうとしています。

女性の社会進出も大切だとは思っていますが、そもそも働く父親のサラリーだけでは生活できない、この社会にも問題はないのかとも感じるのです。今の時代に昭和のサザエさんがベストとは言えないけど、経済的な構造はサザエさんでないと子供なんて育てる事はできないですよ。誰かがフォローできる環境が必要で、あんな風に家族が揃っていないと難しいと思うのです。

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