祭壇の飾り付け、その適正な価格って

祭壇やお葬式に必要なもの。よくこれらをまとめて「お葬式一式30万円」とかあるじゃないですか。実はこれ、葬儀屋さんは切り捨ての美学ではなく、切り上げの根性を元に価格を設定しますので安くはないのです。

祭壇の飾付け費用

祭壇は宗派を問わず、なんらかの形として必要とされるケースが多いです。例え無宗教でするにしても「何かを置く台」や「遺影写真」を置くにも高さといい、幅といいベストなもので上物(うわもの)の葬具を使用しなくとも、その祭壇を利用する事はあります。

これで、パックやコースに含まれる「祭壇費用」として項目を消化できるので葬儀社にも都合が良いのです。使用するしないは権利放棄って事で処理しますので。

昔は、祭壇その物のレンタル料金でしたが、昨今、「祭壇の豪華さ」とか、「白木の彫刻がすごいんです」では料金を取れないので、「花飾り」であるとか「ローソク装飾」とか「電飾」特にLEDが普及してから、この「ピカピカ」と色が変わりながらの物体が流行りました。

なんか豪華な今風な感じはするし、お金取れるしぃみたいな雰囲気です。

祭壇の仕入れは安くなってますけど

祭壇自体の仕入れ値は昔と違いずいぶん安くなりました。材料として基本は「ヒノキ」を使用するのですが、国産ヒノキも少なくなり輸入に頼るのが現状です。もちろん、国産に比べて値段は安いので、業者から葬儀社への祭壇販売価格はずいぶん下がったのです。

中国からの輸入も多く、祭壇として加工した状態で入ってきます。今は、仏壇なども完成品として入ってくる事も多いですね。

この中国って国は面白いというか、作ればいいみたいなノリがありまして、祭壇を飾った事があるのですが、電飾用の配線が短い、届かん。

多分、祭壇の上に飾る事を理解してないからでしょうが、地面の高さで長さがあっても、上に置いたら足らんでしょ… そんな事考えてなんか作らない、さすが3千年の歴史です。

棺なんかも入ってきまして、その中に別の商品なんかを隠して輸入してきますし。木はやたら白いんです。ペーパーなどで木を磨いた後、エアで粉を吹く事なんてまったく考えてません。それでも仕入れが安いので、葬儀屋さんは喜んで使います。

値段設定は自由です

葬儀全体の費用としてではなく、祭壇の価格としては安いところでは20万円くらいからありますが、値段の設定は業者の自由です。

祭壇の金額の区切りは、10万円ずつであったりとか20万円ずつが多いのですが、この根拠も曖昧。葬儀社がキリのいいところで設定している事が多く(大好き)、消費者にとってその商品の価値を判断する基準がありません。

したがって、祭壇の金額と内容のバランスは各社バラバラですし、葬儀屋さんによっての違いが大きいので、納得のいく支払額とのバランスを考えて注文しましょう。値引きも無いですが、値段はそのままでワンランク上げてほしいと言う方が相談には乗りやすいですね。

葬儀価格の最大のポイントは、葬儀屋さんが商品の売価設定を考える時は、仕入れた金額から売価を設定し決められた原価率に持って行くことです。セットやプランもそうです。

通常は希望小売価格というか、おおよその標準的な売価があって、利益を確保するために仕入れを抑える努力をするのですが、そのような言葉は、葬儀屋さんの辞書にはありません。悪しからず…

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古くは、祭壇に花を飾るなんてしなかった。祭壇は高価なものだし、白木の板にシミなどついたらさあ大変、社長に怒鳴られてしまう。それが葬儀を葬儀社の会館で行うようになってから、一気に進化したのです。

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お葬式の流れに沿ってポイントを説明する記事ガイドです
お葬式の費用を構成する項目別に、葬儀社側の思惑と皆さんが置かれる状況を説明するため「葬儀アドバイス」としてカテゴリーにまとめたものを再編しました。

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