エンディングコンサルタント 佐々木悦子氏についてひとこと | ページ 6 | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

エンディングコンサルタント 佐々木悦子氏についてひとこと

紛らわしい一般社団法人

また、ご存知の方には問題ないのですが、株式会社で行なう事業と、このような方々がよく使う一般社団法人での事業と法人格の違いを、よくご存知ない方も多いのではないかと思いますので説明をしておきます。

2008年の法改正で一般社団(財団)法人が比較的安易に設立できるようになり、私も含めた多くの方が、社団法人、公益法人、これ以前に流行ったNPO法人のイメージも手伝って「非営利活動」のワードに対する「公益性っぽい」イメージが残っているのは大きいと思います。

そういったイメージ戦略なのか、昨今は終活アドバイザー、終活診断士を養成する団体などで一般社団はよく使われています。

大雑把に申し上げますが、基本的に株式会社の場合のお金の流れは、出資 → 利益 → 分配・配当となり、このように事業活動で得た利益を法律上「営利」といい、出資者に対して分配・配当する事ができます。

一般社団法人の場合では、得た利益を分配・配当する事はできませんので、「非営利」活動となります。

では得た利益はどうするかというと、次年度の活動に回すというだけで、利益を得るために行なう事業活動は株式会社と同じで、法に抵触しないものなら大丈夫です。

また、ページ下部にある葬儀社や葬儀関連業者などのバナー広告を見ても、女史のホームページにはこんな風に書いています。これも、紛らわしい。

バナー広告やリンク先のサイト内容については日本エンディングサポート協会が保証するものではありません。広告収入は社会活動のために使用しています。

とあるのですが、世のため人のための活動を重視し、広く社会に対し貢献していくことを理念とする公益法人と違い、一般社団法人におけるその理念は共益や営利、柔軟な活動を重視する一般法人です。

ですので、わざわざ社会活動に使用しなくても、バナー広告でも得た利益は、一般社団法人としての収益活動ですから公益性をうたわなくていいのです。かえって、公益性を感じさせるワードは消費者の誤解を招くだけです。

また、あえて言いますが、社会活動に使用しているとのワードを使うなら、バナー広告で得た利益がどこへ、どのように社会貢献活動に使われてのかをきちんと見せる方が信用性もアップすると思うのですが、いかがでしょう。ただし、得た利益を分配・配当する事はできませんので使途は限られるでしょうがね。

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