無責任にポンポンと話題をぶち上げるのが葬儀業界というものです | ページ 3 | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

無責任にポンポンと話題をぶち上げるのが葬儀業界というものです

VS 互助会から生まれた話題、最初は家族葬

資金に困らない互助会は葬儀会館の建設を各地で進め、家から葬儀の場を奪っていく時代になります。そうなると、これまで人と人の関係性や地域のつながりで、昭和の酒屋さんや米屋さんと同じようなビジネスモデルを続けていた葬儀屋さんは困る訳です。

防波堤になってくれていた自治会という存在も、葬儀の場が変わっていく中で徐々に影響力を失っていきましたから歯止めが効かない。それでも自宅や集会所での葬儀は行われていましたが、今度はそこへ互助会・町の葬儀屋・大手葬儀社に勤務していた者も、濡れ手に粟の商売に憧れて独立してその施行を奪いにくる訳です。

独立した者たちにしてもおいそれと仕事は入らない。しかも、自宅や集会所の葬儀はますます会館へ移行していく。彼らにはそういった式場はない。ならばと、公営の火葬場に併設される式場を使ってブームを起こそうと「密葬」という言葉を使い始めたのです。が、これは受けなかった。密かに行う葬儀というイメージが悪かったのです。

やがてこの言葉が変化して家族葬というフレーズに変わるのですが、これは当たった。当時、互助会に勤務していた頃でしたが、本当によく聞く言葉でした。結果、家族葬は香典を辞退するのが流行りのようになり、家と社会の関係をブッタ切り、その意味を取り違えて一人歩きしていきます。

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