ベルコ労働裁判で失望したこの国の司法のあり方、ボコボコに警鐘を鳴らしたい | ページ 4 | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

ベルコ労働裁判で失望したこの国の司法のあり方、ボコボコに警鐘を鳴らしたい

マジ、恐ろしい話ですよ、個人請負は

ま、対岸の火事みたいな出来事だから多くの人は無関心だろうけど、実は、明日は我が身って話ですよ。一部には、個人請負?それも承知で働いてんだろ。なんて声もありますが、それは現在、仕事に恵まれている30代くらいまでの人が言える話。

お三方にしても年齢的にみて、今の日本で積極的に雇用をしようなんてところはないからね。そこへたまたま景気の良さそうな雇用があった。説明を聞いてみたら自分にもできそうだ。業務委託? 初めて聞くけど普通に仕事をしていれば収入は確保できるんだろう。ま、ダメなら辞めればいいか。

なんて、ようやく働き口を確保できた人には年齢的な弱みもあるので、少々無理な雇用形態でもそれを蹴るのは勇気のいる事。そして、一歩足を踏み入れたら、自分の取ってきた契約の「まるバツ」が発生して、次月の収入を維持しようと思えばバツの分も見越して営業成績を上げないといけなくなって、負のループにどっぷりとはまってしまうのです。

そうなると、生きていくためにはそこでやるしか選択肢が無くなってしまう。そして置かれた環境の不具合に気付き、不条理な環境で働く事に疑問を持ちながらも必死にやっていたと思うのです。それを簡単に切る事ができるのが個人請負で、今回も遠慮なく数人の人生をぶった切ったのです。

人生ってこの先何が起きるかわからない。そう言われてもピンとこないのは生きてきた年数しか分からないからだと思います。私もこの先何が起きるかは全くわかりません。

しかし、社会はどんどん進んでいて変化をしていく。今は強気で批判をする方々が、スキルを上げるために数社を渡って収入を上げてやろうと目論んだところで受け入れる会社が業務委託ばかりになると、いずれは我が身に降りかかってくる話です。

本当に恐ろしいですよ業務委託・個人請負は。そんな形式なら自分で独立を目指す方がいいんだけど、経営に向かない人も当然いるので、普通に働きたいと思っても安部くんが強烈に推し進めている働き方改革はそれを阻害するんですよ。

また、今回の判決は労働者ではないとしていますが、それなら保険の乗合い代理店のように手数料の高いところへ客を誘致できるのかって話ですよ。互助会入会を扱う業務委託の会社として、他の競合する互助会へ獲得した会員を売ってもいいはずだと思うのです。高値で買ってくれるところへ売ればいい。

でも、それは許さないし、自社の管理下で血反吐を履こうが、死んでしまおうが、そんなに事は気にせず営業成績だけ上げてくれればいい。尊厳もないし、対等でもない。そんなの個人対会社、会社対会社の委託関係じゃないですよ。

いずれやってくるそんな時代の荒波に自分が飲み込まれてしまわないよう、業務委託と雇用の線引きをきちんと明確にするべきだと、もっと多くの人が関心を持つべき事件だと私は思います。

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