ベルコ労働裁判で失望したこの国の司法のあり方、ボコボコに警鐘を鳴らしたい | ページ 3 | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

ベルコ労働裁判で失望したこの国の司法のあり方、ボコボコに警鐘を鳴らしたい

ま、ほとんどの葬儀社ってタイムカードすら無いからね

元々、葬儀屋なんて仕事はブラックもブラック。普通に朝出勤してきて夕方退社って時間を過ぎた午後7時から通夜が始まり、その後、落ち着くまでの2時間ほどは式場に残っていないとダメ。そこから遺族へ翌日の説明や後片付けを終えて会社に戻ってなんて事をしていると、これだけで4〜5時間の残業になる。

また、宿直という業務も超サービス残業的なところも多く、一件の宿直業務で付く手当が5千円とか8千円程度なんてざら。12時間以上も会社に拘束されて、夜中に寝台車で走り回って、寝る時間を削られ、そのまま翌日も通常勤務なんてスーパーブラックな働き方がまかり通る世界。

そんな環境なのに、私がこれまで見聞してきた数多くの葬儀社は、タイムカードがないところがほとんどでした。記録に残すと面倒な事になるからだと思うけど、雇用側も働く側もそれを承認してしまっているから厄介な話なんですよ。

それでも昭和の時代には給料や手当、歩合なんかも良かったからそれを許してきた背景があったんですが、今は違う。他の業種と同じレベルで新卒採用の初任給なんかも決めているし、特別な「余禄」を得る事も無い。

葬儀屋は働き方改革なんて興味はないし、経営コストを下げたいので今回の裁判のような業務委託・個人請負なんてのを積極的に取り入れて雇用リスクを回避しようとするんです。もともとブラック慣れしているから結果的に受け入れてしまう。で、都合のいい雇用形態で働く人が増え、会社は利益を確保できるって事。

そして、一部の上場企業を除き、多くの葬儀社は一族経営が常です。親父が社長や会長でボンクラな二代目が社長や専務を務めるのが大半。現場からたたき上げで役員になる、なんて宝くじに当選するほどの確率だろうし、なったとしても単なる首切り要員でしかないので意味がないのですよ。

そうまでしてなったとしても、常に一族の顔色を伺って自分を押し殺して生きていかないといけない。いや、それ間違ってますよ。なんて、口が裂けても言えない。お金のため、生きていくためとは言いながらも、そんな人生って嫌だなと思うから、私は弾き飛ばされたんですけどね(笑)

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