読者よりの相談事例「葬儀会館の飲食は高くつく」という盲点 | ページ 3 | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

読者よりの相談事例「葬儀会館の飲食は高くつく」という盲点

見た目は誤魔化しやすい仕上げ料理

ところが告別式当日の仕上げ料理になるとですね、幕の内形式では提供しないで会席料理よろしく、順番に配膳係りが運んでくる訳です。天ぷらも揚げたてを持ってきて各自にサービスしてくれる。不思議なもので、順番に食べていると徐々にお腹も膨れてきて満足感が出てきます。ちょっとした麺料理や茶碗蒸しも付いていればこれもお腹にくる。

調理事業者も一人10,000円(ここまで高くないけど計算しやすいので)の売価の下払い4,000円に対して30%の原価ですから1,200円をかけてですね、2,800円の利益を得るために創意工夫を凝らし、10,000円の会席料理・仕上げ料理を12%の原価でそれなりに見えるように苦心して出しているのです。だから幕の内形式で一度には出さない。ショボいのがバレますから。

こういった仕組みが背景にあるため葬儀会館で提供される料理の最低価格は高いのです。そして高くつくもう一つの原因は、葬儀社側で用意される飲料を飲まないといけないのも大きいのです。ビール中瓶が600円、ジュースやウーロン茶が150円や200円なんて居酒屋より高い。勝手な価格をつけやがって、しかも通夜のために会館に来て、会食が始まって初めてその単価を知ることになるのです。

お〜い、飲まないなら栓を開けるな。一本600円やぞ。おまけにサービス料とか言って10%取られるから、実質660円で消費税も入れたら700円超えるんやぞ。と気になる状態ですよ。持ち込みを防ぐためスタッフは飲食の間、サービス係と称してべったり付いてくれますし、持ち込みができるのはそんなスタッフが退社した後ぐらいですから、その時にはもう必要ないのです。

ま、実際に参列する側として香典を包み、会食する立場になればあまりにも質素な料理も気分的にどうかなと思いますし、それなりに満足しないと食べ物の恨みは怖いので、あの時はどうやった、こうやったと末代まで言われるのも嫌でしょうから仕方がないと思うのですが、喪主としては家族葬プランが安い、会館使用料が無料なんて言葉に振り回されず、見積り時に料理の内容や金額、飲料の値段を確認しておいた方がいいと思いますよ。心の準備のために。

あ〜、それともう一つ言い忘れていました。親族の香典が30,000円とか50,000円と言ってもですね、二人でとか四人家族でって事ですからそれで計算すると「おもてなし」の原資は20,000円で二人、30,000円で四人って事ですから、葬儀屋さんに言葉巧みに言われてもそこは計算間違いしないようにお気をつけあそばせ。

20,000円×二人ではハミ出します。平均的には通夜と告別式で料理が一人当たり10,000円以内、飲料は喪主の負担っで感じで収まれば上等じゃないでしょうか。これをケチりすぎると文句を言われ、ハミ出すと持ち出しって事なので後は喪主さんの裁量次第です。

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