読者よりの相談事例「葬儀会館の飲食は高くつく」という盲点 | ページ 2 | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

読者よりの相談事例「葬儀会館の飲食は高くつく」という盲点

厳しい通夜料理、「あ・く・ま・で・も」一つの事例としてです

こういった契約の場合、葬儀社は自社の料理提供に必要な調理場・食器・調理器具など全てを用意し、ポンとその事業者を掘り込んで調理を委託します。中には光熱費も葬儀社持ちというケースもあります。そして設定した料理売価の40%を材料費も含めて支払い、原価は30%かけろ、残りはお前のところの利益じゃ、とくる訳です。

例えばちょっと高いけど計算しやすいので100,000円の通夜料理のセットメニューの場合で説明すると、その原価に30,000円をかけて残りの10,000円を利益として、調理手数料として取れとなるのです。調理に必要な器具や食器も購入しなくていい、光熱費も負担なし、だから純利益としてそのぐらいで適当なところじゃ、と言うのが葬儀社の言い分です。

しかし、無理です。一人で料理できるわけでもないし、人件費は当然人数分かかります。それに毎日葬式があるわけでもない。月間で見れば、そんな手間賃では赤字必至です。なので原価をケチる行為に走り、内容が乏しくなりボリュームも人数分用意していないので「え、これで10万円の通夜セットメニューなの?」という現象が起きます。

なぜそうなるのかと言うと、利益を得るために調理事業者は下払いの40,000円の30%を材料費として考え12,000円を原価とするのです。そうすれば28,000円の利益が出ます。するとですね売価の10万円に対しての原価率は12%になり、この金額で10万円に見える料理は普通作れません。

ボリューム面で見ると10万円のセットメニューなら15人前ぐらいなので、一人あたり800円の予算で作らないといけなくなります。で、メインだけは15人なのに伊勢海老を一尾(足らないでしょ)置いて、後は中身のないサンドウィッチやパスタ、焼きそば・冬ならおでんなんかも登場して、まるで屋台料理のような内容となってしまうのです。

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