葬儀紹介事業のIT起業家の皆さんへ、今こそ力を発揮する時ではないですか

陸上自衛隊の車
陸上自衛隊の車

震災が発生した時、救援の物資がうまく届かないことが多い。一つのダンボールに衣服や食料などが混在していると、その仕分けに人手がとられてしまう。道路もやられているとせっかく集まった物資が陸路で届けられない。それらを解決するシステムは構築できないんですかね。

九州地震を見て必要と感じたこと

震災が発生した時、救援の物資がうまく届かないことが多い。こちらは送りたいと思うけど、受け取り先は仕分けに苦労する。一つのダンボールに衣服や食料などが混在していると、その仕分けに人手がとられてしまう。

道路もやられていると、せっかく集まった物資が陸路で届けられない。県庁には水も食料もたくさんあるらしいが、そこから先が混乱している。

押し寄せる無神経なマスコミも大きな迷惑だ。阪神淡路大震災の教訓が全く生かされていない。あの時の震災は、近年では「油断」の中に発生した地震で、とてつもなく被害が大きかった。

家屋の倒壊とともに火災が発生し、下敷きになった人の救護に時間という余裕がない事態。埋もれた方は力なく救助を求める声を出していても、飛び交うヘリコプターの爆音でそれが聞こえない。助かる命も、助からなかったのかもしれない、そのヘリコプターを飛ばしたのはマスコミ各社だ。

実際、一刻を争う現場で市民が救助に参加している時に出た声でもある。その後のボランティアからも同様の声が上がった。「聞こえない…」

マスコミの取材体制は変わっていない

今回も各マスコミの取材姿勢に苦情の声が上がっている。昼夜問わず飛ぶヘリの音で眠れない。取材のための明かりをつけていることで寝れない。しかも、うるさい。視聴率を焦るあまりか現場に早急に駆けつけるためにか、関西テレビの取材車両のガソリンスタンドでの横入りが起きて、ホームページ上に謝罪を出すなどしている。

このような取材体制にも苦言を呈したい。教訓が生かされたなら、共同で取材をするべきだと思うのです。飛ばすヘリも最低限にするべきだろうし、余ったヘリは各避難所で必要とされる物資の情報、利用可能な施設(仮設風呂など)の時間情報、食料備蓄状況、寝るところは確保できるのかなどを取材する記者の移動に活用すればと思う。

第一、今からそこへ避難してもいっぱいで入れない状況だと、移動にかかる労力の無駄が防げる。結果、命を守れる。余ったヘリで物資を移動させたり、下ろしたり、すべて上部組織に官民合わせた情報管理部門を設けて、そこからの指示で皆が協力する。

阪神淡路大震災の時は、被災地の神戸には、大阪から陸路で入れたし、姫路側からも物資は搬入できた。阪神高速も尼崎あたりまでは緊急車両が通行できたので、今回の九州地震とは状況が違う。神戸では電気が来ていないが、尼崎は普通の状態。だから、車でもバイクでも自転車でも届けることができた。

正しい情報をまとめて拡散する

九州地方の県庁の方のコメントを聞いていると「今回のような大災害は初めてのことなので」と。もちろん、経験があったとしても、情報を一元化することは非常に難しい事だと思う。どこに何があり、どこに何が不足しているのかの情報が錯綜する。

元になる「正しい情報」を集約する術がない。地域単位で、都度都度の対応になってしまう。ある程度システムが機能するには時間を必要とするのです。でも、これでは緊急を要する人々には間に合わない。1日におにぎりを一つと水だけでおかずはない食事を2回取れればという状況。

現場はSNSによる情報の拡散によって、ある程度はカバーできているらしいのだが、これも同じような情報が重複する可能性もあり、わざわざ食料を得るために遠いところまで足を運んでも、そこにはもう既にないかもしれない。リアルタイムの情報が更新されない。

テレビもそうだ。dボタンがある。データー放送で一元化された情報を流せば、電気の来ていいない地域の方でもSNSで最新の情報を共有できるかもしれない。電気が来ていないところでも、車があり、ガソリンが尽きない限りは充電も可能である。

そこで提案です。

残念ながら私にはそのようなスキルが全くありません。自分で世の中に役立つシステムは構築できませんが、提案することはできます。葬儀紹介システムを構築した小さなお葬式の株式会社ユニクスト・オンラインさん。シンプルなお葬式を提供する株式会社みれんびさん。その他にもIT起業家を目指す皆さんは専門家であり、そのスキルはお持ちだと思うのです。

被災した時に全国から集まる物資や人、車両の出入を管理し、適切な量を適切な場所へ配送するシステムを作れませんか? 被災状況の情報、救援物資の状況など宅配便のシステムをもっと高度化したものが作れませんかね。被災地では荷物の集荷をストップしているらしい。ならば、その余った車両を救援物資の移送に使えるかもしれない。その情報もまとめる事が出来でばと思うのです。

テレビやラジオのデーター放送を活用し、衛星ともリンクしてカーナビにもその情報を流せる。端末から入力したデーターを元に自動で情報を仕分ける。物資は物資、生活用品は生活用品など。テレビのデーター放送、ラジオのデーター放送でも常時流れる正確な事実情報が必要なのです。

マスコミが得た情報もそこへ集める。マスコミは緊急時には共同取材とし、余った人員、器材などは命を守るために活用する。余ったヘリで避難地域に記者を下ろして取材してもらい、正確な必要な情報をクラウドへ送る。

緊急伝言ダイヤルってありますが、通信会社が独自にするのではなく、クラウドサービスで一括して情報をまとめ、安否情報、物資情報、ライフライン情報、避難情報などすべての情報をリンクさせてどこからでも、誰もがアクセスし、必要な情報を得るシステムなんて、葬儀の紹介サイトを作るような事よりも、もっと社会貢献できる事業と思うのですけど、いかがですか?

そんなシステムを構築できたなら、第二のビル・ゲイツになれると思うのです。
葬儀文化を安売りする事業ではなく、あなたたちの力量を発揮して、世の中の役にたつシステム作りをやってみませんか?

そんな事を案じました。被災地の皆さんが一刻も早く立ち直ることができるような環境作りもIT企業には求められることだと思うのです。

今回被災された皆様の安否を気遣い、阪神淡路大震災の被災者として切に思う次第です。

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