『北海道で何やらもめている事件』9月28日札幌地裁で判決が出ます | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

『北海道で何やらもめている事件』9月28日札幌地裁で判決が出ます

裁判所の写真
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現政権が推奨する働き方改革の中にも含まれる「個人請負」の問題。非正規労働であってもWin-Winの関係が構築されるならまだしも、請け負う側が弱いのは三日坊主のようなアホが考えても分かる事。その雇用問題の象徴と言える判決がまもなく出ます。

これは皆さんの問題ですよ

個人請負。かっこよく言えばフリーランス。少し古いけど「私、失敗しないので」なんて己の技量でがっぽり稼ぐならともかく、多くの方はノルマに追われ、そのために時間無制限の労働を強いられ、挙句、休暇も取れないなんてのが現状です。

一件やってなんぼという世界は支払われるリベートが高く、能力に長けている者という条件下なら請負者にとっても有利な仕組みです。ただし、短期間でがっぽり稼いで独立を目指すという条件が加味されます。

また、請負者でないとできない仕事。例えば売れっ子の漫画家であったり、なんらかの独創的な唯一無二の作者であるなら請負先を選ぶ事もできます。

上記以外で、普通に働くという目的での個人請負は相当なリスクを伴います。個人請負者は労働基準法の適用を外れ、解雇についても規制がなくなります。「はい、契約解除」と言われれば、それがあまりにも不条理な事であっても拒否できない。

解雇は不当だ。地位の保全を求める。なんていったところで会社側は取り合わない。社会からの保護もなく、無権利状態の個人請負労働者が自分を守るためには法的手段をとるしかないのですがこれがまた難しい。

パワハラ? セクハラ? 長時間残業の末に? そんなニュースで流れるような勝訴の判決はまず出ません。あれはたまたま記事になるだけで、ほとんどは敗訴します。なぜならあなたは正社員ではないからです。個人請負というのは個人事業主です。なのですべての責任は自分に降りかかってくるのです。

塩崎(恭久)大臣という大先生というか、こういう政治家のお偉い方が考える事ってのは浮世離れしているというか、経済界への配慮から生まれているのかなあなんて勘ぐってしまいますよね。

政府は昨年9月、「働き方改革実現会議」の検討項目として、長時間労働是正や同一労働同一賃金などと並び、「テレワーク、副業・兼業といった柔軟な働き方」を挙げた。

これを受けて経産省は昨年11月、「『雇用関係によらない働き方』に関する研究会」を立ち上げた。その初回の会合で引用されたのが、厚生労働省が昨年8月に出した報告書、「働き方の未来2035」だ。

「塩崎(恭久)大臣の思いを形にしたもので、厚労省内の共通認識とは懸け離れている」(厚労省関係者)というこの報告書。2035年に、企業では「多くの人はプロジェクト終了で別企業に移る」「個人事業主と従業員との境があいまいに」「働くという活動も(労働法ではなく)民法が基礎に」などと、およそ厚労省が担ってきた労働政策を全面的に否定するような内容が続く。

経産省の検討会では、個人請負のような雇用関係によらない働き方は、柔軟な働き方実現のカギを握ると評価はするものの、具体的な提言としては、「好事例を横展開する」などにとどめている。「労働法制と社会保障という二つの大きな課題への解なしには、簡単に決め打ちできない」(経産省幹部)という考え方も一方であるからだ。

それでも政府が月内に取りまとめる「働き方改革実行計画」には、「個人請負」の普及に向けた検討・対策が、一定程度盛り込まれる見通しだ。

働き方改革では、長時間労働の抑制や、同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善に注目が集まっている。こうした労働者保護に向けた規制強化の一方で、柔軟な働き方の美名の下、個人請負がその抜け穴や逃げ道として用いられてはならない。国民的な議論が必要な時だ。

東洋経済オンラインより引用

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