『保育園落ちた日本死ね!!!』と叫ばれてますね

サングラスをかけた男の赤ちゃん
サングラスをかけた男の赤ちゃん

『自分たちの問題が解決したら終わり』にはしないでほしいと思う

先日、ふと目に止まったニュースがありまして、今年の2月15日にブログで発信された「保育園落ちた日本死ね!!!」という記事が2月29日の衆院予算委員会で取り上げられ、首相はブログでの投稿記事を、「匿名である以上、実際に本当であるかどうかを、私は確かめようがない」と答弁し、議員席からは質問者に対してヤジが飛ぶ始末。

この国会での答弁を”国は真剣に考えているようには思えない”と感じた、待機児童を抱える同じ悩みを持つ方々が、3月5日国会前に「園保育落ちたの私だ」と書かれたプラカードを手に集まったそうです。

確かに文言は乱暴なんですが、こう言った表現は嫌いではありません。
よほど、切羽詰まった状況がその背景にはあるのでしょうし、文句を言うだけでなく、この方自身も”これまで政治に興味、関心を持たなかった事”を自戒の意味を込めて言ってますし、その視点が生まれるのは、やはり自分がその環境に置かれないと出てこないのですね。

切実な問題に直面した時、人はとてつもないパワーを発揮できるのです。
そのパワーを問題解決だけではなく、末長く子供を育てる中で継続して、葬儀の大切さも考えていただきたいと願います。

保育園落ちたの私だ:ブログに共感、国会前で抗議集会 - 毎日新聞
 認可保育園などから子供の入所を断られた当事者らが5日、国会前で政府に対する抗議集会を開いた。きっかけは、保育園の入所選考に落ちた母親が2月中旬、「保育園落ちた日本死ね!!!」と題して怒りをつづったブログ。これに対し、安倍晋三首相が「匿名である以上、本当であるかどうかを確かめようがない」などと発言したため、怒りを爆発さ...

批判的な意見の移り変わり

その発端の記事がこちら(魚拓です)

【魚拓】保育園落ちた日本死ね!!!
- 2016年2月15日 18:06 - ウェブ魚拓

この記事に対して、当初、反応コメントには肯定的な意見もあったのですが、それが半月も過ぎると、以下の魚拓にあるように批判的な意見が多数を占めるようになりました。
そのぶら下がり具合は、見るに堪えないほどの状況です。

もちろん、人それぞれ様々な見識がありますから、お好きな意見を書けばいいとは思いますが、あまりにも無責任なコメントを書く前にもっと調べるというか、問題がどこにあるのかを確かめてから発言したらどうかと思えるようなものばかりが目に付きます。

ネット上の意見は批判的なものが多く、そういった意見を述べる事によって自分を誇示する、または、自分を擁護しているのではないかと思うのです。
たとえ、短いコメントであっても自分が発信する以上、その根拠には周知徹底したリサーチが必要だと思うのです。

その後の魚拓

【魚拓】保育園落ちた日本死ね!!!
- 2016年3月6日 07:57 - ウェブ魚拓

同じ記事が半月もすればこんな無責任なコメントで溢れかえっている。
反応コメントの方々のブログを覗いてみたが、とても待機児童問題をテーマに活動されている、見識がある、意見があるようには見えないプロフィールとその写真。
無責任に他人を批判する前に、待機児童問題などに取り組んでいるサイトも見て検証するべきではないかと感じます。

見るべきだと思った記事

「保育園落ちた日本死ね」と叫んだ人に伝えたい、保育園が増えない理由
 こんばんは、都内で13園の小規模認可保育所を経営する、中小企業のおっさんの駒崎です。 今日は、ネット上でバズっている魂の叫びに、保育園現場から、また政府の審議会委員の立場から答えたいと思います。 【魂の叫び「保育園落ち

否定する方が簡単です、でも、否定するには、そのための努力は必要だと思います

ネットで炎上というのは、まさにこのような事を言うのでしょうが、実名ではない部分で創作では?と疑う人も当然いますし、当事者が実名を出す事によってより一層、保育園に入る事が難しくなるとおっしゃる意見もありました。

当事者のツイッターも拝見したのですが、そこでのコメントを投じることによってさらに炎上して、問題の本質が見えなくなるのもどうかと思いまして。
今回、問題の記事を書かれた方の意見を尊重したいと思いこちらに書いてみたという訳です。

こういったネット上で繰り返される否定的な意見に対する分析記事で、興味深い記事を見つけましたので引用させていただきました。”Webクリエイターズマニュアル”を運営されている”ナイトウ”さんという方のサイトです。

Webクリエイターズマニュアルは、WEBデザイナーからWEBディレクターになった男が記録する、WEBクリエイターのためのマニュアルブログです。カラーデザインの基礎や、提案書の書き方、仕事の効率化、SEOからアクセス解析の基礎応用まで包み隠さず紹介していこうと思います。
Webクリエイターのためのサイトと説明しましたが、具体的には、「制作会社で働くデザイナー・ディレクター」「自社ECサイトを管理するスタッフ」「ネットを通してサービスを販売する会社のスタッフ」など、WEBサイトを運営している皆様の役に立つ記事を更新しています。

http://creators-manual.com/slander-slander/

葬儀の業界も、終活もそうですが、ネット上で飛び交う情報に振り回されて、どれが正しい、自分にとって有益なものか判断がつきにくい状況です。魅力的な言葉に振り回されて物事の本質を失っていく現代なのです。

子育ての大切さと、次代を担う子供を産んで育てやすい環境は当然求められるものです。
政治の判断になるのでしょうが、それを変えていくためには自分たちで声を上げていくことが何よりも大切なことなのでしょう。

待機児童の問題が動き出したら、葬儀の事も少しは考えてくださいね

政治家だけの、国だけの問題ではなく、自分たちが国を作り、子供を育てる。
直葬を良しとする風習を憂う三日坊主は、葬儀業界が文化と風習を大切にしない限り、健全な発展はありえないと思いますし、魅力ある業界として生き残っていく事も難しいのではと思います。後世に残す文化や価値観の創造と継承は、現代を生きる、子を持つ皆さんの肩にもかかっています。

今現在、子育てや待機児童の問題で声を上げている方々も、いずれこの世を去る時がきます。
その時、死や葬儀ついて、今熱く語るだけのエネルギーを注いでいただけるのか?
あなた方の子供さんが大きくなった時、親を思い、ご先祖を敬う気持ちが育つのか。
これは、国の政策の問題ではありません。

皆さんの家庭での環境が、その子供の価値観を育て、行動基準の根本になると思うのです。
そして、そんな心優しい、他人を思いやる子供が増えたら、きっと豊かな世界になるでしょうし、儀式を大切にした、故人を敬う気持ちを持って葬儀を行ってくれると信じています。

育児や子育ての問題と、子が親を送る葬儀の現状には同じ問題点が根っこにあると思い、この記事を書きました。待機児童の問題で活動されている皆さんも、私たちも、考えるきっかけになればありがたいです。

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