おさらいをしておこう「個人請負の実態」について | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

おさらいをしておこう「個人請負の実態」について

今や葬儀業界では当然のように存在する「個人請負」。いわゆる業務委託契約というものですが、この雇用の仕組みがもたらす働く側、消費者側の双方が受けるメリット・デメリットとは何かをおさらいしてみようと思います。

これ、簡単に言えば「日雇い労働者」です

業務委託契約なんて堅苦しい言葉で表現すると専門的な業務の内容のように思えますが、雇用側からみれば都合の良い日雇い労働者です。この業務委託は、報酬が固定されているケースと成果によって報酬が上下するケースに分かれます。

報酬が固定されているケースは、例えば湯灌業者や冠婚葬祭での司会者などが代表的です。しかし、これらは本来取引先として専門技術を売りにする立場と、仕事を依頼する事によって自社の施行レベルを引き上げてくれるありがたい存在という関係を保つべきなのですが、葬儀業界は違います。この関係性に対しても、業務委託契約を用いる事によって下請け発注先が便利な日雇い労働者と変化するのです。

報酬が上下するケースは、営業・施行業務・寝台車などの車両運転など、全ての業務にあてはまります。個別に分業化すれば、それぞれに契約を締結する事も可能ですし、一人の人間に対して全ての業務を委託する事も可能です。

そして、営業の場合は達成ノルマを設定したり、施行業務の場合では売上目標を設定し、「そこに至らなければ一定の報酬額」として安く使い、設定以上の成果を挙げた場合にだけオプションリベートを支払う事で、最低限の経費で大きな成果を得るという構図が出来上がるのです。

しかし、この経費について、本来は社員や契約社員として人件費として負担しなければいけない雇用なのですが、会社の利益を優先し、この全てを個人事業主として発注元と委託契約を結ぶ葬儀社もあります。

トップへ戻る