最近のお坊さん、葬儀屋さんって字が汚いネ

密かに練習する供樒の存在

供樒とは、名木の横に親族一同の供えものとして大きな供樒を立て、そこから外側に向かって順番に小さな供樒に芳名を書いて並べていたものを言います。引用した写真では名札が付いていませんが、通常は親族一同と同じような形で芳名を上げます。

こんな感じです。

自宅葬儀での樒の模様
自宅葬儀での樒の模様

高槻市ホームページ:市営葬儀案内より引用

ちなみに、祭壇の両脇にも小さな樒(四天と言ってました)を一対供え、一説によると、入り口の樒と祭壇の樒の四つで式場全体を囲み、本尊が来迎する場の結界とする。とも言われていました。

供樒の場合でも文字があまりにも揃っていない、下手というのはもちろんダメなんですが、樒にも目が行くのでそこそこの文字なら、ま、いける訳です。

ですが、樒は無しで名札だけを上げる「板樒」という物の場合はそうはいかない。文字だけで勝負になるので、地域によっては「あの人の字やないとあかん!」とこだわりがあるところもありました。こういった環境で字を磨き、人前に出す、お金を貰う字を書くという登竜門とした訳です。

おっと、忘れていましたが、この供樒の前段階となるのが「指差し」という、あっちが式場ですよと道案内する看板で、ペンキで書いていない、この「○○家」のところで練習する訳です。こっちはお金を貰わない分、ある程度気楽にかけるという代物ですが、あまりにも下手だと今回のように葬儀に関わる人間にとっては目障りになる訳です。

葬儀の道案内看板
葬儀の道案内看板

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