ポケモンGOじゃないけど、ドライブスルー参列システム 弔モンGOなんて作らないでね

ポケモンGO
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ポケモンGOが爆発的な人気を得ている。これらゲームアプリは、IT技術があるからこそ実現できている商品でもある。そして、この技術は、葬儀業界にもドンドンと使われているのは皆さんご存知だと思いますが、葬儀業界にはこの先どのような技術と「理念」が持ち込まれるのか… これまでの業界の流れから見て想像してみた。

さすが任天堂! 開発はアメリカだが…

ポケモンGOは、2016年7月6日(現地時間)にオーストラリアを皮切りに北米でリリースされ、その後ヨーロッパやアジアへ展開する予定で、アメリカでは、このアプリに関わる事故や事件が多発し、連日、ニュースで取り上げられるほどの人気です。

その内容は、現実世界を舞台とした無料のマルチプレーヤー・オンライン・モバイルゲームで、スマホのGPS位置情報サービスを利用してリアル世界とバーチャル世界を融合した世界を画面上に作り出し、プレイヤーはポケモンが現れるその場所へと出向き捕獲する。

間もなく日本でもリリース(執筆時点)されるが、こんなに話題になっていると、あっという間にポケモン捕獲団が町を徘徊するニュースが飛び込んでくるだろう。アメリカ大統領選選挙でも、その話題性に乗ってクリントン候補は、演説集会場所にポケモンを発生しやすくなるアイテムを使って人を集めようとするぐらいだし。

アメリカの開発したシステムで、世界各地の情報を集めるためのソフトとも言われているが、そのコンテンツは、日本で生まれ、おっさんでも知っているポケモンであり、世界を席巻するのを見るとちょっと自慢したくはなる。日本のアニメ、ゲームが世界経済すら動かしてしまう事に、キャラを生み出した日本人に誇りを感じる部分もある。(利用されてるかもですが…)

文化とはいえ、ちょっと違う方向へ行きますよね

企業側としては、その開発に時間と資金をかけているだけに、多くの人に毎日やってもらえるゲームでないとその先には繋がらないし、話題性と人気が出ないと売上も上がらない。遊びが新しい技術を開発し生活が便利になる部分もある。また、その生み出した人気商品が、日本や世界の経済活動を支えている。

遊びを文化にしてきた任天堂にしてみれば、遊びから豊かな心を育てようと願うのだろうけど、思惑と違い、人気が出るほど熱中するものが増え、社会生活にも支障が出たり、事件や事故など社会問題になる状況は悩ましいところもあるでもある。

健全な青少年の育成を願う社会としては、あとは使い方を大人(親)が教えないといけないのだが、この大人も一緒になってハマっているからどうしょうもない現象が起きてくる。電車に乗っても、歩いていても、若い世代は当然の事、おっさんまでがスマホに夢中になっている。

席をゆずるべき方が目の前に立っていても、無視してしまう世の中の育成に一役買ってしまっている。楽しいはずの遊びのせいで世の中が優しさを失い、楽しくない世界が生まれてくる。情操教育を願って遊びを文化にしようと思っているのに、思いやりに欠けた心が蔓延していくのも事実。

癖になるんですよねぇ

一時、私も自分の町を作るスマホゲームなどを、嫁さんの影響でやり始めた事もあリましたが、これ、やり始めると、ついその先、その先へと「なんとなく」やってしまうところがあり、そのうち、1日に何度か手ぶらな時にやってしまうし、やらないといけない恐怖観念というか、変な焦り感、義務感などが常習化してしまうんですね。

「こりゃ〜いかんわ」と思い、アプリを削除してデータも初期化して止めてみると特に気持ちに変化はない。ん?今まではなんだったんだろうと思うほど、どうでもいい世界に思えてくる。それに費やす時間や、他の人へ与えていたであろう不快感の存在に気づいた時、少しばかり、人間としての存在を取り戻したようにも感じましたわ。

ほんの時間つぶしのつもりで始めたのですが、積み上がっていく進行(成長)状況のメモリーがこれを止めさせない、削除させない。なんか、せっかくここまでやって、このステージまで来たのに初期化すると、また一からやらないといけない。最初のステージは、もうやってきたから内容は知っているし、やり始めはクリアできなくても、今なら簡単だから面白くない。

ある日、そんな気持ちをうまく利用されていると感じたら、逆に腹が立つというか、一瞬にして白けてしまった。ま、こんな事ゲームだけでなく、お酒を飲むのもそうだし、キレイなお姉さまのところへ足繁く通う事、趣味やギャンブルでもそうですが、自分のコントロールを超えて、つい、常態化してしまうのがダメなんですよね。誘惑に負けるというか…(笑)

伝統文化はどこに行ったのじゃ

日本のIT技術の進歩と、それに関連する企業の成長と経済力は、今後の日本の成長を考える時に切り離せないというか、無かったら日本って何?と思われるほどの存在になっているのですが、この技術が葬儀業界にもドンドンと入ってきています。

遺影写真を簡単に作成できるようになったのもこれらの技術があってのことですし、火葬場のシステム運用、火葬業務そのものも、コンピューターで管理されるからこそ許容量を超えず、下回らずで活用できるのですから有り難いものです。

現在、葬儀屋さんの上にドーンと鎮座して、葬儀文化の流れすら変えてしまっている、葬儀紹介業者もこれらの技術があるからこそ事業になっていますし、儲かるんですよ。ただ、大切なのは、この技術、システムの根底に人間本来の心がなければ、葬儀が形だけのものになってしまい、利便性と利益だけを追求する世界になってしまう。

一時、葬儀コンサル会社が、「ご高齢の方でも不自由なくお参りしていただけるように配慮した」ドライブスルー形式の葬儀式場が話題になっていました。LEDで専用レーンに車を誘導し、タッチパネルの受付で名前なども入力し(なぜか香典だけは、この受付で手渡しするらしいです)、ボタンを押して焼香する姿が式場内にモニターされる仕組みです。

葬儀業界に参入するために、ただ単に、目新しいところを狙っての事ではないのですかねと思っても、「高齢者に配慮した」なんてところを突かれると否定はできないので、それダメなんじゃないとも言えない。ツッコミは満載のコンサルによる提案なんですが、こんなアイデア?も、IT技術があるからこそできる訳です。

餓鬼みたいな発想はヤメテネ

理念と行動がチグハグなIT起業家がこれからもドンドン出てくるでしょうが、彼らが周りを見渡すと葬儀が美味しそうだなぁ、お金になりそうだなぁ、なんて、舌をペロリなんてしながら新しい商品を考え、市場調査を開始する。ハッ!葬儀紹介業者がリスクもなくいいと思ったけど、もう、入り込む余地ねえじゃん。と気づく。

う〜んと、頭を悩ませて、そうだ現実世界とバーチャルを融合して新しい価値観を創造しよう!と意気込む。ドライブスルー葬儀式場を発見!? これだ! このアイデアを パクって 模範として進化させようと、彼は、素晴らしいスキルを駆使し、既存の業界を徹底的に批判しながら遂にシステムを開発した。

私たちは高齢化社会に順応した優しいシステムを提案します。儀式における、故人の尊厳を大切にするには、やはり直接のお参りが欠かせません。人が集い、人を送る。人と人が触れ合う中で葬送儀礼が受け継がれていくと考えます。(これ入れときゃ、うるさい三日坊主に変な事を書かれなくて済むやんけ)

人に優しいIT技術の追求を私たちは心がけてきました。その原点に立って提案する私たちのシステムは、きっとこれからの社会に受け入れられるものと信じてやみません。また、このシステムは葬儀社さまのご負担も少なくて済みます。既存の施設を活用いたしますので改築経費も少なくて済みますので、エコロジーの観点からも注目されています。

それは… 「 弔モンGOです 」

バーチャル世界と厳粛な葬儀を融合したこのシステムは、葬送儀礼を大切にしながらも、ご高齢の皆さんのご負担を和らげるために開発しました。皆さんは車に乗って、葬儀の行われている式場までお越しくだされば結構です。ポケストップ… いや、式場の駐車場に入れば、お持ちのスマホアプリに式場内部の画像が映ります。

目的の式場を選択し、あとは、スマホに映る遺影写真をピンチアウト… 失礼しました。こう、指でピャッと、いやいや、上と下にですね、こう広げて… そうそう、そうです。すると遺影写真が大きくなりますので、ご高齢の方にも見やすい仕様となっております。

そして、故人様をゆっくりと偲んで頂きけましたら、まずは受付を済ませましょう。その画面の下にある「受付をする」をクリック… あっ、そうそう、押してください。んっ?お客様、香典お支払い用の銀行口座を登録されていますか?先に登録しておいてくださいね。クレジットカードも登録できますんで。大丈夫です。ご心配なく。今回は、後払いでできますので。

で、お名前と住所を画面から入力しましょう。そうです、そうです。あっ、ゆっくりで結構ですからね。お客様以外にも弔モンGOでお参りされていても、皆さん同じように見えていますし、入力時間の制限もありませんから。ゆっくりで結構ですよ。

どうですかぁ〜。うまく受付を済ませましたか?では、焼香をいたしましょうか。画面の下に「焼香する」ボタンがありますね。えっ、画面が消えた?お客様。ホームに戻るボタンを押したんですよぉ〜。大丈夫です。ここを押してください。ね、元に戻ったでしょう。さ、抹香を人指し指で押したまま引っ張って…香炉を狙って…はいっ、放してください。OKですぅ!

最後はですね合掌です。スマホを持ちながらの合掌でいいですよぉ〜。片手でもいいですよ。ご無理しないでくださいね。皆さんに優しいシステムなんですから。あっ、もし、よろしかったら、スマホを目の前に固定して、両手で合掌できる弔モンGO専用ホルダー(別売26,000円)も、この画面から購入できますので、よろしかったら次回からお使いくださいねぇ〜

な〜んて、バッカヤローって感じですね…

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