『北海道ベルコ労働裁判 原告の訴えを却下』やはりね… | ページ 4 | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

『北海道ベルコ労働裁判 原告の訴えを却下』やはりね…

明日は我が身ですよ、皆さん

ある日突然、あなたの働く会社が社員全員を別に設立した人員派遣の法人に移すと言いだし、雇用契約は当社とは行わない、個々に契約を結ぶようにと言われても逆らえないのです。

労働組合でもあれば抵抗はできますが、中小の会社なら組合も無い。あったところで会社と労働者が存在してこその組合であって、その会社で働く人が無くなれば存在意義はないのです。

そして、派遣会社での雇用形態が個人請負となった場合、社会保険が国民健康保険に変わり、厚生年金は国民年金になって当然支給金額は目減りするのです。失業保険は無くなる。残業代も出ない。風邪をひいて休めば日当すら出ない。それが個人請負です。

契約は3ヶ月ごとの更新かもしれないし、1年ごとの更新かもしれない。携帯電話みたいに自動更新でもないから、その都度、契約書を交わさないといけない。収入印紙も自腹で用意しないといけないし、何より、期限まで契約を継続してくれる、報酬を保証してくれる確約はないのです。

上層部ともめて「あいつ嫌なやっちゃなぁ〜」となっただけでも契約は解除できます。真面目に働いていても、会社の都合でいつでも切る事は可能です。で、会社はその責任やその後の生活の保証なんてしてくれません。もちろん、先ほども言ったように、失業保険もないので仕事を見つけないと社会から抹殺されるだけです。

欲どしい経営者とおバカな政治家のセンセーによって成立した働き方改革法案。この案件の中にも個人請負を推進する指針が示されています。そんな雇用形態に司法が是正を促すのか高裁の判決に期待したいのですが、その前に裁判官も個人請負にすれば、もう少し真剣に庶民の生活を心配してくれるかもしれないですね。

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コメント

  1. 政策公庫に起業を支援してもらえないものより より:

    この国は資本力のある組織が、人間を物のように使うことを何とも感じなくなってるように思えてなりません。
    裁判所の決定にも最近は目に余るものが多くなってきた感を覚えます。
    公務員の障がい者雇用率の改ざんも、民間企業には厳しくいいながら…はぁ…この国は堕ちたか…。
    公務員の非正規割合も高いし、天下り先の非生産性組織も数多あって、税金や更新手数料など、庶民は吸い上げまくりの仕組みに何も疑問を持たない…。
    もう、全て見直さないと、自殺者や犯罪が増えるのじゃないかと心配です。
    北海道のブラックアウトは、仕方なかったことなのか?
    大企業の社会的責任も蓋をされて、原発稼働の議論にすり替え、企業利益優先を、電力不足を人質にする…
    この先の地球や、人の生き方を考えた議論に、時間と税金を使って頂きたいものです。

    • 三日坊主 より:

      コメントありがとうございます。

      古くから日本の仕組みは、一部の権力者と多くの多くの弱者の犠牲の上に成り立ってきたと思います。
      これは、先進国となった今の日本も変わらないと感じていますし、そして現在は企業という、なにやら公共的なモノとしてそれは存在していると思います。

      それでも昭和の時代までは親子というか、一家のような感覚が残っていたと思うのですが、悲しいかな今は経済というお題目のもと、自己実現を果たした者が勝ちであり、その価値観の上で死に物狂いで生きていかないといけない日本ってどうなのかなと感じます。

      年収を増やせば増やすほど幸福感は減っていく。家庭・自己・ゆとりなど、何かを犠牲にしないとその収入を得ることは不可能な価値観って、人として本当に幸せなのかなとも思う、今日この頃でございます。

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