『孤独葬』? 孤独死の問題とは別物だと思うケド

分かれ道に立つ男性のイラスト
分かれ道に立つ男性のイラスト

葬儀業界では、突拍子もない物事を始める輩が多くいる。本来、葬儀は宗教儀礼であって、そこへ民族としての弔う行事が交わって、地域の文化・歴史として伝わってきたものです。その根っこを忘れた商品って、多くの人の役に立つのかな?

ワードを引っ付けたらいいってもんじゃないですよ

地方都市を悪くいうつもりはないので、地方にお住いの方、地方で葬儀業に従事される方はどうかご気分を悪くしないでください。

小生も大阪を中心として関東・東北・北海道・兵庫・和歌山・奈良・京都・滋賀・九州などの現場を実際に見てきて感じた事なんですが、葬儀そのものは、葬儀屋という職業が成立してから内容なんてそんなに変わるものでもないんです。

そんな環境の中、都市部で流行ってしまった悪い事例を少し流用し、地方都市で打ち出せば、遅ればせながら「目新しい事」として受けてしまう危険性がこの業界にはあります。

今回、気になったのは比較的新しい葬儀社が、喪主がいない葬儀、引き取り手のない、いわゆる孤独死された方の葬儀を「孤独葬」と定義し、斎場(火葬場)に預けそのまま火葬を行うプランを「開発した」とプレスリリースしていた事です。

新たに建設を進める葬祭ホールにて「孤独葬サポートプラン」を提供することを発表し、先行予約を受付開始しました。

近年、身寄りのいない方のお葬式や、親族の引取拒否により、いわゆる「喪主のいないお葬式」が急増しています。

自治体や介護の現場に大きな負担を強いている現在の「喪主のいないお葬式」を<孤独葬>と位置づけ、家族に代わり、死後の火葬手続きのみならず、納棺、火葬見送り、拾骨、埋葬までをサポートするお葬式プランを開発しました。

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