『死後24時間以内の火葬事件』葬儀社もバカだけど、報道する側もバカだね | 直葬は、間違ってます by 三日坊主

『死後24時間以内の火葬事件』葬儀社もバカだけど、報道する側もバカだね

「墓地、埋葬等に関する法律」によって禁止されている死後24時間以内の火葬や埋葬を違反した事件が神戸市の火葬場で起きた。市のコメントを中心とした記事が産経からでていたけど、問題はそこじゃない。そんなシロウト臭い葬儀屋でも堂々と商売ができる環境が問題なんですよ。

犯したミスと、そもそも死亡診断書(死体検案書)とは

死後16時間で遺体火葬、葬儀会社のミス気づかず 神戸市

 神戸市は26日、市立鵯越(ひよどりごえ)斎場(同市北区)で80代男性の遺体を死後24時間以内に火葬したと発表した。蘇生(そせい)の可能性があるため、法律で死後24時間以内の火葬を禁じている。火葬の予約時に葬儀会社から死亡日時を誤記した書類が送られてきたことが主な原因という。

 市によると、男性は今年1月28日午後11時45分に病院で死亡。翌29日に市内の葬儀会社が火葬の予約を行う際、書類に「午前11時45分」と誤記入した。その後、市は葬儀会社から区役所が発行した正しい死亡日時が入った書類を受け取ったが、対応した職員2人が気づかず、同日午後3時25分ごろに遺体を斎場で火葬したという。

 3月14日に葬儀会社から男性に関する書類提出があり、今回のミスが発覚した。市は「チェック体制を強化し、再発防止に努める」としている。

産経WEST 2018.3.27 08:16の記事より引用

死後16時間で遺体火葬、葬儀会社のミス気づかず 神戸市
神戸市は26日、市立鵯越(ひよどりごえ)斎場(同市北区)で80代男性の遺体を死後24時間以内に火葬したと発表した。蘇生(そせい)の可能性があるため、法律で死後2…

死亡診断書(死体検案書)とは、死亡者の特定・死因・死亡日時を証明する書類で、これを役所に届け出て火葬・埋葬許可証を交付してもらいます。手続きとしては、医師などが発行した死亡診断書(死体検案書)と死亡届けを併せて役所に提出し、死亡日時・本籍・住所等、記入された内容を確認して交付となります。

通常は、A3サイズの用紙の右半分が診断・検案書で左半分が死亡届になっており、この様式でないと受理しない自治体がほとんどです。

■死亡診断書と死亡届のPDF

基本的には、その許可証を持ってあらかじめ予約を取っている火葬場へ向かい、火葬料金(火葬当日に料金支払いや役所で受理のところもあります)を支払って、初めて決められた入場日時に火葬が行われるという段取りになっているのです。

こうした火葬や埋葬に関しては、昭和23年に制定された「墓地、埋葬等に関する法律」によって細かく制定されているのですが、この中で死亡後24時間を経過しない火葬や埋葬は認められていないにも関わらず、その時間を経過する前に火葬をしてしまったという事件なのです。

墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号) |厚生労働省
墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号) について紹介しています。

コメント

  1. uhodoji より:

    こちらこそ、レス有り難うございます。

    や、経験豊富な三日坊主さんでもユダヤ教の葬儀に、触れたことは無い程度に、日本において、ユダヤ教徒はマイノリティだと思いますが、それでも、故手塚治虫先生の名作「アドルフに告ぐ」での主人公、ふたりのアドルフの出身地は、神戸とされてましたし、日本には2ヶ所しかないというシナゴーグも、神戸に併設されています。

    つまりは、特定宗教御用達の富士○蓮社や来世○福セレモニーみたいな、ユダヤ教徒御用達の葬儀事業者が居て、今回、その裏ワザがバレちゃったと思うのは、荒唐無稽でしょうか。

    ま、コンプライアンスが強化され、自殺者が出るまで、火葬場の心づけは当たり前な行為だったですし、医師の死亡宣告後の蘇生のニュースは時折流れますが、どうも、フェイク臭く、16時間後の蘇生というのは、三日坊主さんがユダヤ教の葬儀に関わられるよりも、なお、確率が低いつうか、まず、有り得んでしょうし、ユダヤ教徒は3300年以上に渡って、そいった埋葬をされてこられたわけで、法律と教義や習慣がぶつかれば、どちらを遵守するのかは、今の世の中では、断然、法律と答えねばならんでしょうが、現場に居合わせば、また違った選択もあるかもです。

    ところで、そのやらかしちゃった葬儀事業者の名が、ネット等ではヒットしませんが、そこらの事情も、想像を膨らませる材料です。

    • 三日坊主 より:

      なるほどですね。詳しいご説明ありがとうございます。

      >ユダヤ教徒御用達の葬儀事業者
      それが商売になるほどに日本へ目的を持って移住する方が増えつつあるのかもしれませんね。

      しかし、最近の移住者は景気のいい人もいますね。
      以前は日本へ出稼ぎ的なイメージでしたが、最近は日本の家屋や土地を買って教会としているのも多くなりました。
      日本の寂れた商店街のしもた屋を売ってくれ、売ってくれと熱望したり、プリウスに乗ってスーパーに来るアジア系の外国人などを見かけますし、布で顔を覆った女性もよく見るのです。
      どちらかというと、日本より恵まれていないイメージなのですが、「お金」持ってます。
      そういった社会の変化が今回の事件の背景にあるかもしれません。

      私がニュースで気になったのは、1月29日に火葬が済んでから3月14日に「葬儀会社から男性に関する書類提出が」のところです。
      何気に間違ったまま日数が過ぎて、わざわざ男性に関する書類を提出するといえば分骨証明かなと私は思ったのです。
      日数的には死亡日の前日から計算すると46日目となります。仮に仏式だと3月17日が四十九日なのですが、土曜日のため前倒しで前の週の日曜日の11日に法事を行い、分骨希望する遺族の願いを葬儀屋が手伝い、書類提出を手伝ったのか?と推測しました。
      ま、普通は分骨書類の提出なんて説明だけで終わるのがほとんどですし、そこまで手伝うなんてかなり親切な葬儀屋さんとなりますが、これもレアなところです。
      そのレア級のやたかしちゃった業者がわかれば、意図的な匂いなのか、ただのおバカさんなのかがすぐ分かりそうですけどね。

  2. uhodoji より:

    時々、盗み見させていただいてる者ですが、
    異人館街が観光地となってる神戸の火葬場の事件ということで、
    夜を跨いでの埋葬、つまりは24時間ルールとバッティングする
    葬儀を主張するユダヤ教徒の火葬じゃ無かったのかと推測しては
    どうでしょうか。

    すなわち、今回の「誤記」は午前と午後の記載違いということで、
    火葬場の錯誤を期待しての故意のルール破りだったかもで、
    ユダヤ教徒御用達の葬儀社の法律よりは教義優先のコンプライアンスが
    産んだマル秘テクニックが露見したようにも思えています。

    • 三日坊主 より:

      コメントありがとうございます。

      ユダヤ教の24時間以内に葬儀を終える。という話はなるほどと思うのですが、そもそも、ユダヤ教での火葬は避けたいと教義上考えると思うのですが、日本で亡くなった場合、これを避ける事は無理ですから、そこのところをどのように折り合いをつけているのか、はっきりいって存じません。

      ただ、私も神戸地区で長年葬儀会館の責任者をやっておりましたし、神戸地区にも知り合いは多いのですが、ユダヤ教の方の葬儀に当たる事はまずなく、宝くじ級の確率と言えるほどの施行担当率ではないかなと思う次第です。

      クリスチャンの方の葬儀も専門に受けている業者がおりますので、一般の葬儀社にはあまり回ってこないのが現実かもしれません。
      となると、米国人の葬儀でも当たる確率が少ないのに、ユダヤ教となると超レア級の経験ではないでしょうか。

      何か、その関係でご存知でしたらご教授ください。

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